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転職エージェント利用の心得 あなたは - 人目の転職エージェント登録希望者だぉ この記事について 転職エージェントを使うにあたって一般的と思われることについてまとめているぉ 会社によってこの記事と違うところが出てくるかもしれないぉ 関連情報 リクルートエージェントまとめ DODA(インテリジェンス)まとめ よくある質問集 Q-1 人材紹介会社(転職エージェント)は登録無料だけど、どこでお金を儲けているの? A-1 採用後定着が確認された後(6ヶ月後)に転職者報酬の~3ヶ月分(年収の約35%)が、支払われる(リクルートエージェントの例) 他社でも成功報酬型が一般的。 (企業側から見れば、成功報酬なので募集人数の少ない求人を大メディアに掲載するよりずっと低コスト) Q-2 転職エージェントのメリット・デメリットは? A-2 【メリット】 各種情報・アドバイスが貰える 簡単に応募できる(基本的には毎回履歴書を書く必要は無い) 面談のアポイントを代行してくれる 転職エージェントとの付き合いの親密な企業では書類選考を通過し易い 選考結果のフィードバックしてもらえる 給与交渉を代行してくれる など 【デメリット】 企業側から見て有料(転職者報酬が要る)なので、当落線上に同レベルが並ぶと不利(通常の転職サイトとエージェントを併用している場合は特に!) 活動の主体性を見失い易い キャリアアドバイザー(CA)との相性が合わないと利点が著しく損なわれる 紹介される求人が入り易いDQNばかり or 可能性の低い好待遇企業ばかりでうまくいかないことも Q-3 低スペックなんだけど大丈夫? /正社員経験がない人でも登録できる? 既卒なんだけど大丈夫?/登録しようとしたら断られた A-3 会社によって、またはキャリアによって登録できるケース・できないケースはまちまち。 ブラッシュアップ・ジャパン(いい就職.com)など若手社員対象の会社だと新卒・既卒でも登録可能、 逆に社会人経験がないと登録できない会社もあるので要注意 大手のリクエーでも登録基準を昔より下げているといわれており、 景気が悪くなるまでは転職エージェントが年々利用しやすくなってきていたのは事実 しかし景気の悪化により、最近は求人自体が大きく減っている 低スペックになればなるほどハードルは高くなっている 転職サイトでもエージェントでもハロワでも状況は同じ 詳しくは関連リンクを参照しる Q-4 複数のエージェント登録、就職サイトの併用はどうよ? A-4 大手・中小に限らず一つのエージェントに頼るのはとってもリスキー 積極的に就職サイトや他のエージェント、ハロワ等との併用を 関連リンクを参照しる Q-5 転職エージェント使うに当たって注意したいことは? A-5 1.自動的に数多く案件くるのでそれを企業研究 ↓ 2.希望案件に応募(大半は希望合わない案件なのでスルー) ↓ 3.希望企業不合格 1に戻る これを繰り返していると、何で転職活動しているのか解らなくなる でも企業数は数多くみているから、ブラック案件への見分けがつきやすくなる 辞退している自分は何様だと自己嫌悪。不合格になり、スキル不足を実感する さらに自己嫌悪。心配しすぎて応募できなくなる 【【CAにブラック企業へ押し込められないように要注意】】→関連情報 「人のこと」なんだからCAに頼りすぎは禁物 Q-6 転職エージェントの求人は自分で検索できるの? A-6 会社・拠点によってまちまちなので要注意 「検索できない」場合はCAとの緊密な連絡を Q-7 転職エージェントの求人はハロワみたいに公開なの? A-7 会社によってまちまち。DODA(http //doda.jp/)のように求人サイトと一体化している例もあり 企業秘密に関わる案件などでは、非公開扱いにしているケースが多い Q-8 具体的にはどんなセミナー・転職支援をやっているの? A-8 会社によってまちまち。転職エージェントのサイトを見るかCAに問い合わせを Q-9 CAと相性が合わないYO!/CAつかえねぇーぞ!/CAといつも喧嘩する感じなんだけど A-9 会社によってはCAを別の人へ代えて貰える事ができる Q-10 大手・中小のエージェントではどれが一番オススメ A-10 担当するCA、状況などによってまちまちなため、一概には言えない 中小で相性が合う場合もあれば、大手が合う場合もある CAが交替したために、相性が合わなくなるケースも こればかりは実際にサービスを受けないと分からないYO!
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ハロワを使う転職活動について ハローワークインターネットサービス 【公式サイト】 https //www.hellowork.go.jp/ 東日本大震災被災者対象求人 https //www.hellowork.go.jp/member/search05.html ハロワを使う転職に関する情報 詳しくはハローワークで就職を目指す無職・だめ人間のよくある質問(無職・だめ板より無断拝借)をどうぞ。
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Re就活・はじめての転職まとめ あなたは - 人目のRe就活・はじめての転職登録希望者だぉ 公式サイト 【公式サイト】 http //re-katsu.jp/ Re就活 http //haji-ten.jp/ はじめての転職 現行スレ(転職板) (なし) 関連スレ(広告業界板) 学情って知ってる? http //society6.2ch.net/test/read.cgi/koukoku/1012147309/ 過去スレ(転職板) 【リベンジ】Re就活で職探し 2【脱フリーター】 http //school7.2ch.net/test/read.cgi/job/1196734336/ よくある質問集 Q-1 Re就活・はじめての転職ってどんな層が対象? A-1 Re就活は第二新卒、既卒、フリーターなどで25歳程度が対象だぉ はじめての転職は正社員経験がある30歳程度までが対象だぉ 年齢がそれより上でも問題ないぉ Q-2 Re就活ってどんな求人が多いの? A-2 求人レベルは概ね新卒者と同一枠かそれに準じた扱い。 結論から言えばSE、PG、外食求人大杉だぉotz 全体的にブラック気味なので、実際の面接等で雰囲気を読み取るんだぉ。 社員の応対内容によく注意を払え! ヤバイのが大半だけど、じっくり探せばそこそこ優良もあるよ 全体的にはハロワよりはかなりマシ ただ、近年の景気悪化および東日本大震災の影響により、求人数は相当少なくなり倍率も上がっているので注意。 Q-3 Re就活には転職エージェントがあるの? A-3 学情本体では、「就活アカデミー」で人材紹介をやっているよ。 なお、Re就活では他の転職エージェントの情報も併せて見れるよ。 Q-4 Re就活をやっている会社に入りたい A-4 【学情・採用情報】 http //company.gakujo.ne.jp/saiyo/ Re就活は「学情」という会社が運営しているぉ。 採用情報などは学情のサイトやRe就活で確認しる!
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プレイヤーは特定のLvに達したのち、転職NPCに話しかけて規定のカロットを支払う事で上位職に転職することが出来ます。尚、転職強化は2次転職時にまとめて行うことも出来ますが、転職強化なしで2次転職を行うことは出来ません。転職強化は負担が大きいですが、職に応じたステータスポイントが数ポイント増加する為、余力があれば強化しておくと狩りが少し楽になるかも知れません。 Lv10 1次転職(10,000カロット)※転職NPCからのクエスト報酬でまかなえます Lv25 転職強化(100,000カロット) Lv40 転職強化(200,000カロット) Lv55 2次転職(500,000カロット)証明書は55でキルリアースからクエスト開始→テンプタルーンのバン→ヘルタワーに行くように言われます(クエストアイテムはヘルタワー正面奥(20ヶ)、正面奥から左右どちらか隣のMAPへ移動(5ヶ)、正面奥から2FのMAP(5ヶ)で取得) (※北米鯖ではLv70にも転職強化がある模様。北米鯖はセロン島が実装されているので、実装と同時にキャップが75になるのかも知れない。) 名前 コメント
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転職 転職について 転職ボーナス 転職について 種類/項目 消費経験点 消費文 スキル受継ぎ 転職ボーナス 簡易転職 1,000 10,000 なし なし 本格転職 18,000 200,000 あり あり スキルを持ち越しした場合、覚えていたスキルの練力消費及び練力強化減少値は2倍になるが、 消費や減少値が4倍になることはない。(サムライ→志士→騎士と転職した場合、サムライと志士が2倍になる。) 転職ボーナスの効果は重複する。 本格転職をした場合、ステータスは転職後のクラスのステータス+累計転職ボーナスとなる。 転職ボーナス 体力 器用 俊敏 直感 知力 精神 幸運 サムライ +20 巫女 +20 志士 +20 陰陽師 +20 泰拳士 +20 シノビ +20 砲術士 +10 +10 弓術師 +20 騎士 +20 魔術師 +20 吟遊詩人 +20 砂迅騎 +10 +10 ジプシー +10 +10 コメント欄 名前 コメント
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転職 転職は職歴やJob Lvにのみ関係するシステムです。 Base Lvには影響しません。 転職 [#k42ab39b] 転職の特徴 [#v95f6d4c] 必要経験値 [#zb0631df] 再転職 [#zb0631df] 職歴の消去 [#xdf83d66] 職歴を一つ消去する [#y6f8afe0] 職歴全消去 [#xe5e4c8e] 転職を行うと指定した職業になり、Job Lvが1に戻ります。 転職時のJob Lvが高い程、Skill Pointsが多く追加された状態で指定した職業になることができます。 追加されたSkill Pointsは次回の転生時に加算されます。 最高Job Lv : 70 Job Lvが40以上で転生可能 Job Lvが40の場合に転生を行うと、Skill Pointsは +10 40以降はJob Lvが2上昇する毎に +1 1回の転職で追加されるSkill Pointsは最大 +25 ただし、 スーパーノービス と 上位一次職 については以下が適用されます。 最高Job Lv : 99 Job Lvが40以上で転生可能 Job Lvが40の場合に転生を行うと、Skill Pointsは +10 40以降はJob Lvが4上昇する毎に +1 1回の転職で追加されるSkill Pointsは最大 +25 転職可能回数 : 5 転職は両者ともに 「イズルード剣士ギルド内部」 で行えます。 転職の特徴 転職に条件が無い。その為、突然上位二次職になったり、 ただし、下位職からの派生スキルを習得する場合、条件となるスキルを習得しなければならない。例: [ツーハンドクイッケン]を習得する場合 騎士の経験が必要 [両手剣修練]Lv1が必要 [鉄拳]を習得する場合 モンクの経験が必要 [ディバインプロテクション]Lv5が必要 [デーモンベイン]Lv5が必要 下位職から派生しないスキルについては、その職に就く事で無条件に習得可能。例 [ランドマイン]を習得する場合 ハンターの経験が必要 [槍修練]を習得する場合 騎士かクルセイダーの経験が必要 下位職を経験していなくても、派生条件さえクリアしていれば覚えることが可能。例 モンクとクルセイダーの組み合わせでも[鉄拳]を覚えることができる。 必要経験値 転職回数が増える度必要経験値が上昇。(再転職は回数に含まれない) 職業が上位になると必要経験値が上昇。 ←低 必要Job経験値 高→ 一次職 拡張一次職 = 二次職 上位二次職 再転職 一度経験のある職にもう一度なることができるシステムです。 再転職を行うには、 Job Lvを40以上 にする必要があります。 Skill Pointsの追加は行われません。 必要経験値は再転職前と再転職後を比較し、多い方が適用されます。(剣士 ナイト ロードナイト と転職した後にナイトへ再転職した場合、Jobの経験値テーブルはロードナイトのものが適用されます。) 一次職へ再転職をする場合、 上位一次職 になります。 上位一次職の特徴 転職による追加Skill Pointsとは別に、ボーナスとしてSkill Pointsが +20 されます。 Job Lvを99まで上げることができます。(Job Lv99までの経験値合計は、再転職前の職のJob Lv70またはJob Lv99までの経験値合計と 同じ ) 上位一次職以外へ再転職した場合、ボーナスのSkill Pointsは解除されます。 再転職は 「イズルード剣士ギルド内部」 で行えます。 再転職は 転職可能回数に含まれません。 職歴の消去 転職所内部の NPC「職業リセット職員」 から履歴の削除ができます。 職歴を一つ消去する 職歴を一つ選び消去します。 料金は300,000zです。 現在の職が消去される場合、一つ前の職に戻ります。(マジシャン アコライト と転職していた場合、マジシャンになる。) 再転職を利用して消去される職以外になっている場合、現在の職に影響はありません。 スキルがリセットされます。 現在のJob Lvが下がることはありません。 ただし以下の条件が発生 Job Lv最大値が99の職から70の職へ移る場合、現在のJob Lv÷1.4(小数点以下切り捨て) Job Lv最大値が70の職から99の職へ移る場合、現在のJob Lv×1.4(小数点以下切り捨て?) Jov Lv70の場合は例外として99になる 職歴を一つ消去する際、 無条件に追加Skill Pointsから {-25 されます。}; 職歴全消去 職歴全消去を行うと Job Lv1 / 追加Skill Points0 / 転職回数0 / ノービス の状態になります。 (キャラクター作成時の状態) 料金は無料です。 Base Lvはそのままで職歴のみを削除できます。 - また、誤作動防止の為【履歴消去】を2回選択しないと消去はできません。 -ご利用は計画的に。
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※転職は現在作成中です。最初に実装される大きな仕様になります。 転職するには プリンス/プリンセス転職 ナイト転職 エルフ転職 ウィザード転職 ダークエルフ転職
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転職条件 Warrior Rogue Monk Priest Wizard HP 8400 6600 8400 6600 6000 MP 2000 3600 3600 7250 6600 EXP 6000万 Ard Ioc deum 10個 転職する時にステータスポイントを19ポイント次の職業に持ち越す事ができます。 99武器/防具を装備したまま転職することができます。(最大重量55まで) 武器重量・加護アイテム等の補正は、再起動後に入ります。 55より重いと、装備していたアイテムを落としてしまうので注意してください。 転職してから再起動まで装備の付け外しは不可 ※仕様変更により現在はできないようです 注意事項 転職には72時間(3日)かかります。 転職の流れ 現在就いている職のHP/MP転職条件を満たした状態でミルレス神殿の Aoife をクリック。 attachref "Class Dedication"を選びます。 転職についての説明の後、選択肢が出てきます。#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。"I understand what you told me"を選びます。#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。"Yes"を選びます。会話が終わると、各職の転職神の所へ移動します。 転職神の所へ移動後、転職神をクリックして会話が始まります。 上記と同じ選択肢が出てくるので同じように選んでください。 注意 職業を選ぶ選択肢も出てくるので、間違えないように転職先の職業を選んでください。 職業を選んでから3日(72時間)後、再び転職神の元へ行きます。 Aoifeと会話した際の選択肢は最初と同じなので、同じように選んでください。 再び転職神の所へ行き、NPCをクリックします。#ref error :ご指定のページがありません。ページ名を確認して再度指定してください。"Become a ○○"を選ぶと、転職する事が出来ます。 補足 職によってLV99時の総EXPは約1.8億〜2億と差がありますが 約2億ある場合転職用にEXP6000万残すとしても1.4億余ります。 転職条件に満たない場合は心身強化で補う事になります。 ですが、心身強化を行うには特定のクエストを行わないといけません。 ?Quest 97Armor ?Quest Peasant Day Quest 上記のクエストは、1億のEXPを消費します。 (97Armorの場合、97~98時に作成した場合は5000万) 二通りの方法があり、どちらでも構いませんが、Peasant Day Questがお勧めです。 あら、99の装備で転職できないのか。今後転職する人はきついなぁ (^^; -- Boos 名前
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キャラクターの能力値が転職条件を満たしていれば訓練所で転職出来る 転職したキャラクターは能力値が種族の基本値に戻り、年齢が増え 使用可能な魔法は、使用回数がそのレベルの魔法数に低下。 性格が転職する職業に適正ではない場合は、洞窟地下1階で調整しよう。 シャインカーへのイベント転職と、盗賊の短刀による転職のみ レベルが維持されたまま転職可能。 上位職:ビショップ、侍、ロード、忍者 下位職:戦士、魔法使い、僧侶、盗賊 職業 力 知 信 生 早 運 性格 戦士 11 - - - - - 善中悪 魔法使い - 11 - - - - 善中悪 僧侶 - - 11 - - - 善・悪 盗賊 - - - - 11 - ・中悪 ビショップ - 12 12 - - - 善・悪 侍 15 11 10 14 10 - 善中・ ロード 15 12 12 15 14 15 善・・ 忍者 15 17 15 16 15 16 ・・悪 有効な転職 下級職業から上位職に転職するのが基本。 今作は戦士の装備強化型職業「シャインカー」が存在するので 女性キャラでなければ戦士に転職する必要はない。 シャインカー(キャトルブランドを装備した戦士)への転職 ビショップ → シャインカー(万能前衛) 魔法使い → 僧侶 → シャインカー 僧侶 → 魔法使い → シャインカー 魔法使い → シャインカー(かなりお手軽に作れる) 僧侶 → シャインカー ビショップへの転職 魔法使い → ビショップ 僧侶 → ビショップ 侍への転職 僧侶 → 侍 僧侶 → シャインカー → 侍(性別変更して聖衣ナンディン) ロードへの転職 魔法使い → ロード 魔法使い → シャインカー → ロード(性別変更して聖衣ナンディン) 忍者への転職 ビショップ → 忍者(育成に時間がかかる) 魔法使い → 僧侶 → 忍者 僧侶 → 魔法使い → 忍者 高レベル盗賊→(盗賊の短刀)→忍者 無意味な転職 侍、ロード、シャインカー → 戦士、魔法使い、僧侶、盗賊 ビショップ → 魔法使い、僧侶 シャインカー → 忍者(キャトルブランドを装備すると意味がない) ※シャインカー→忍者はキャトルブランドを再装備せず所持した状態が好ましい。 専用装備は装備できないが謎の縦穴に行く事が可能。 キャトルブランドを再装備してしまうと、忍者の素手攻撃力がなくなり、ACも良くならない。
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転職 職業を変えることで、一つの職業だけでは実現できない力を持ったキャラクタを作り出す。 後の多くのRPGにも採用されていった要素だが、ウィザードリィのそれは特殊な事柄が多い。 上級職は、基本職の上位互換では無い。成長が遅いデメリットは重い。単純に「必要な能力値に達したから、上のクラスにクラスチェンジ」というゲームでは無い。 転職の際に大きなデメリットを伴う場合がある。 万能キャラクタを作ったとしても、実際にそのスペックをフル活用するかどうかが問題である。転職で得た能力が飾りに過ぎないとしたら、デメリットの分だけ丸損と言う事になる。 こうした特徴を踏まえて、しっかりとプランを立てて行わねばならない。 「どう転職するのがいいですか?」 「最強のパーティは何ですか?」 こうした問いへの返事は「五つの試練」には無い。 基本的に習得呪文や最終武器の都合で転職を決めていくのが良い。 そのため、説明が長くなるが順を追って説明を読んでいって欲しい。 基本事項転職必須の職業 転職後に引き継がれる能力 転職後の呪文習得について 転職の方法1:訓練場での転職訓練場での転職後の最大HPについて 転職の方法2:アイテムのスペシャルパワー、呪文での転職アイテム転職後の経験値について アイテム転職後のMPについて 傾向と対策従来のウィザードリィや、デフォルト設定に近いシナリオの場合 五つの試練の各ユーザーシナリオの場合 各シナリオへの傾向と対策具体例:旅人の財産 基本事項 転職必須の職業 【従来のウィザードリィとの違い】 従来のウィザードリィでは、ロードと忍者は最初に作ることはできず、転職でしか作ることができなかった。 しかし、五つの試練ではキャラクタの作成の際にオプションで「職業優先」を選択すれば、最初からロードや忍者を作成可能。 そのため、転職を経る必要性はほとんど無くなっている。 転職後に引き継がれる能力 転職によって、前職から引き継がれる能力は「それまで覚えていた呪文」だけである。 戦士など前衛職の打撃能力、 僧侶、ビショップ、ロードのディスペル能力、 盗賊、忍者の宝箱の罠を識別・解除する能力、シークレットドアを探知する能力、 ビショップのアイテム鑑定能力、 忍者のクリティカルヒット、非装備時に素手の攻撃力やアーマークラスが強化される能力は、 転職後には残らない。 そのため、転職で作成するキャラクタは 「魔法使い/僧侶から転職した盗賊や忍者」のように、本来呪文を使えない職業でも呪文を使えるキャラクタ 「僧侶から転職した侍」「魔法使いから転職したロード」のように、両系統の呪文を使えるキャラクタ という形に限られると思っていい。 盗賊から戦士へ、戦士から僧侶へ、といった転職をしても、全くメリットは存在しないのだ。 また、ビショップは呪文修得が極めて遅いため、最初は魔法使いか僧侶で13レベルまで育ててから転職するという方法も良く採られる。 転職後の呪文習得について 系統の全呪文を覚える前に転職した場合、未習得の呪文は、 同じレベルの呪文を一つでも覚えていれば、そのレベルの呪文は以後のレベルアップのタイミングで覚えていってくれる。 しかし、一つも習得していないレベルの呪文は、その後どれだけレベルを上げても覚えてくれない。 このため、魔法職からの転職は全ての呪文を覚える13レベルに達してからがお勧め。 転職の方法1:訓練場での転職 転職をする方法は二つある。訓練場で転職を行うものと、アイテムのスペシャルパワーや呪文で転職するものである。 一般的な方法は前者で、全てのシナリオで実行できるが、デメリットが非常に大きい。 レベルは1、経験値は0になる。 能力値は種族の初期値になる。 年齢が5年ほど増える。 いずれも簡単には済まないデメリットである。 13レベルになったら転職するとして、それは戦闘中に「○○は 12も レベルを下げられた!」と同じだと言われたらどう思うか。 呪文を使える盗賊を作ったら、まず宝箱の罠識別成功率を確認してみよう。あまりの低さに愕然とすること間違いなし。 年齢は20歳までは呪文で下げることができるが、だからこそ19歳以下は貴重な存在なのである。 それらのデメリットを受けてまで転職を行うべきなのか? 単に「13レベルになったら転職」で本当に強いキャラクタになるのか? 「全ての呪文を覚えた万能キャラ」が、本当に全ての呪文を活用するパーティ構成なのか? 大きなデメリットがあるからこそ、しっかりと考えて行わねばならない。 14レベル以降はレベルアップに必要な経験値も莫大なものになるため、転職の時期は遅れれば遅れるほど被害が甚大になる。 100レベルにもなったキャラクタを転職させれば「○○は 99も レベルを下げられた!」と同じことである。 強力なアイテムを見つけて、別の職業を試したくなったとしたら、転職ではなく新しいキャラクタを作った方がいいのではないか。 また、転職直後の1レベルの状態でエナジードレインを受けるとロストする。 こうなると完全に取り返しが付かないので、転職直後はしばらく安全な階層でレベルを上げよう。 転職前に何レベルまで育てたかは記録されない。 僧侶で13レベルまで育てる→魔法使いに転職して13レベルまで育てる→また僧侶に転職した場合、僧侶のレベルは1になる。 訓練場での転職後の最大HPについて 転職後に残る要素はもう一つ、キャラクタの最大HPがある。 HP100のキャラクタが転職すれば、「1レベルなのにHP100」というキャラクタができあがる。 この時、しばらくの間はレベルを上げても最大HPは1ずつしか増えて行かない。 これは、ウィザードリィのHP上昇の計算式が 1.レベルアップした時、それまでの最大HPは無視して、新規に最大HPを職業ごとのランダム範囲の中から再設定する 2.再設定された値と、それまでの最大HPを比較して、新しい値の方が大きければその数値に。それまでの値の方が大きければ、それに+1する というルールになっているため。 そのままレベルを上げ続け、新しい職業での最大HPがそれ以前を上回った時から、再び大きな上昇を見せるようになる。 つまり、「戦士から魔法使いに転職してHPの多い魔法使いを作ろう」と考えても、最終的にはそれは無意味になってしまうのだ。 HP100の戦士から転職しても、「魔法使いとしてレベルを上げたぶんのHP + 戦士として上げたHP100ぶんを加算」では無い。 また、エナジードレインを受けてレベルが低下すると最大HPは低くなったレベルに合わせて再計算されるが、この時も転職前の最大HPは無視され、丸ごと失ってしまう。 転職の方法2:アイテムのスペシャルパワー、呪文での転職 アイテムの中には「忍者に転職」などのスペシャルパワーが付いたものがある。これを使うと転職が可能。 また、シナリオによっては、呪文「プロディジー(イハロン)」の効果が「ランダムに職業を変える」になっている場合がある。(デフォルト設定では「ランダムに性格を変える」) その特徴は、訓練場での転職と違って、 レベルと経験値はそのまま維持される。 能力値もそのまま維持される。 年齢もそのまま。 と、デメリットが全く無い、素晴らしい形で転職ができる。 できればこの形で転職を行いたいものだが、そうしたアイテムが本当に登場するかどうかはシナリオ次第であるため、 未知のシナリオを遊ぶ時には最初からプランに組み込めないのが欠点である。 (シナリオ製作者の方は、シナリオの説明に書いて頂けると非常に有り難いです。「このシナリオには登場しない」でもいいので) 従来のウィザードリィでよく登場したアイテムは、 盗賊の短刀(盗賊→忍者) 蝶のナイフ(盗賊・ビショップ→忍者) 変化の指輪(侍以外の全職業→ロード) 力のコイン(全職業→全職業、ランダムに変化) エクスカリバー(戦士→ロード) といった品がある。 シリーズ伝統のアイテムを多数登場させているシナリオの場合、これらのアイテムも出る可能性が高い。 特に盗賊の短刀は定番である。必ず出るとは言い切れないが……。 アイテム転職後の経験値について 「レベルと経験値はそのまま維持される」と書いたが、この時、職業によって次のレベルに必要な経験値は大きく違う。 たとえば50レベルの盗賊から忍者になったとしたら、50レベル盗賊ぶんの経験値から忍者が51レベルに上げるためには、途方もない経験値が必要になる。 これはレベルアップに「忍者レベル51に必要な累計経験値」が要求されるのに対し、手持ちが「盗賊レベル50に必要な累計経験値」しかないため差額が膨大になってしまうからである。 しかし、ワザとここでエナジードレインを1レベルぶん受けるかマハマンを唱えると、なんと経験値が激増する。 「盗賊レベル50に必要な累計経験値」と「忍者レベル49に必要な累計経験値」は圧倒的に後者の方が多いからである。 逆に、50レベルの忍者が盗賊になった場合は、50レベル忍者の経験値があれば盗賊としては一気に100レベルくらいまで上げることができる。 自由自在に転職できるアイテムが存在するシナリオでは、この差額を利用して、物凄い速さでレベルを上げることが可能。 もしも商店に「セブンスブーン(マハマン)」が使えるアイテムが売ってあったら、まず間違いなくこの作業を円滑に行うため「わざとレベルを下げる」目的で売られている。 と言う事は、初期状態で商店に在庫が無くても、「後に盗賊の短刀が発見される可能性がある」と推測できるのだ。 アイテム転職後のMPについて 【従来のウィザードリィとの違い】 従来のウィザードリィでは、アイテムによる転職の後は増えた最大MPはそのまま残ったが、 五つの試練では覚えている呪文の個数まで低下してしまう。 全ての呪文を9回使えるのはビショップだけになった。 傾向と対策 従来のウィザードリィや、デフォルト設定に近いシナリオの場合 これまでのウィザードリィでは、転職についてこのような思案が為されてきた。 盗賊は戦闘中にやれる事が少ない(あるいは、全く無い)。そのため魔法使いや僧侶から転職させ、魔法で支援できる盗賊を作ろう。 ロードを作るには必ず転職する必要がある。どうせなら魔法使いから転職して、全ての呪文を使えるキャラクタを作ろう。 ビショップの呪文修得はあまりにも遅い。魔法使いとして13レベルまで育ててから転職させれば、戦力にもなり、鑑定もできる。 忍者を作るのはあまりにも大変だ。盗賊のレベルを上げて、盗賊の短刀で転職すれば経験値を失わずに済む。その際、可能な限りレベルを上げてからにすれば、ドレインを受けた差額で得る経験値も多くなる。 宝箱の罠の「プリーストブラスター」は、僧侶やビショップがやられてしまい、誰も治せなくなる危険な罠だ。しかし、僧侶から転職した盗賊や、僧侶から転職した侍はこれを受けない。パーティに一人いれば緊急時も安心だ。 魔法使いや僧侶が呪文を覚えきったら、後はもう成長させても特に何も変わらない。だったらビショップに転職させた方がいい。 パーティ全員に全ての呪文を覚えさせてから、前衛は忍者、侍、ロードに、後衛はビショップ3人にしよう。これで最強のパーティだ! 以前ならこれで良かったし、五つの試練でも大きく変更が加わっていないシナリオなら、おおむねこれでいい。 しかし、五つの試練の転職議論はここからが問題なのだ。 五つの試練の各ユーザーシナリオの場合 【従来のウィザードリィとの違い】 まず、先述した従来の方針がどう変わったのかを解説して行く。 盗賊は戦闘中にやれる事が少ない(あるいは、全く無い)盗賊が後列から弓で攻撃できたり、忍者ばりに前衛で大活躍したり、巻物や薬で支援できたり、盗賊が呪文を覚えられるアイテムが出るので転職しなくても呪文を使えたり、盗賊の戦闘能力はシナリオごとに全然違う。 ロードを作るには必ず転職する必要がある。どうせなら魔法使いから転職して、全ての呪文を使えるキャラクタを作ろう。上述のように、ロードは転職しなくても作れる。ロードが魔法使い呪文を覚えていても、実戦で使う機会はほとんど無く、ただの飾り同然になってしまう。 ビショップの呪文修得はあまりにも遅い。魔法使いとして13レベルまで育ててから転職させれば、戦力にもなり、鑑定もできる。ビショップに呪文を覚えさせるアイテムがあったり、宝箱から出るアイテムが多すぎてビショップが即座に鑑定して行かないとゲーム進行に差し障りが出る事があったり、キーアイテムの名前や内容が分からなくていったん街に戻らなければならなくなったり、ビショップが鑑定したアイテムを売った金で強力な巻物を買って戦力にできるようになっていたり、ビショップの戦闘能力はシナリオごとに全然違う。 鑑定に必要なレベルがアイテムそれぞれに設定されたため、13レベル魔法使いから転職直後の1レベルビショップは全然鑑定に成功しない。ビショップに転職して、溜まりに溜まった未鑑定アイテムを一斉鑑定開始だ!と意気込んだところでいきなり出鼻をくじかれてしまう。侍だけが装備できる鑑定料50万ゴールドの「?武器」や、ロードだけが装備できるヒーリング付きの鑑定料50万ゴールドの「?鎧」が出たのに、転職したため他のみんなよりレベルが低いビショップは「レベルが足りません」と答えるばかり……。こんな事なら最初からビショップとして育てていれば!と叫ぶ事態も起こり得る。 忍者を作るのはあまりにも大変だ。盗賊のレベルを上げて、盗賊の短刀で転職すれば経験値を失わずに済む。盗賊の短刀が出ないシナリオもある。また、盗賊が強すぎて十分な戦力になるため、忍者が全くいらないシナリオもある。盗賊でも忍者でもどちらでもOKという形だが、だいたい最初は盗賊で始めるので忍者は出番が無くなる……。 宝箱の罠の「プリーストブラスター」は、僧侶やビショップがやられてしまい、誰も治せなくなる危険な罠だ。しかし、僧侶から転職した盗賊や、僧侶から転職した侍はこれを受けない。パーティに一人いれば緊急時も安心だ。宝箱の罠は「スペルブラスター」が新たに加わり、こちらがデフォルト設定なのでプリーストブラスターの出番は少ない。これは呪文を覚えたキャラクタ全員が対象なので、僧侶から転職した盗賊もやられてしまう。詳しくは罠効果のページを参照。 プリーストブラスター、メイジブラスターも存続してはおり、採用しているシナリオも存在する。その場合、「僧侶から転職した盗賊」は有効だ。 魔法使いや僧侶が呪文を覚えきったら、後はもう成長させても特に何も変わらない。だったらビショップに転職させた方がいい。魔法使いだけが装備できる強力な魔法の杖や、僧侶だけが装備できる強力なメイスが登場するシナリオもある。魔法使いや僧侶はそれぞれの系統の専門家、ビショップは両方できて鑑定もできるが最強にはならないという位置付けだ。そうしたシナリオでは、無目的にビショップに転職させるとせっかくのアイテムが使えなくなる。 状態変化呪文(スリープ/カティノや、プリズミックミサイル/マウジウツなど)の成功確率や、マジックスクリーン(コルツ)の性能はレベルが高くなるほど強力になる。つまり魔法使いが呪文を覚えきってもレベルを上げる意義はあるし、成長の早い魔法使いの方がビショップよりも呪文の利きは良くなる。 パーティ全員に全ての呪文を覚えさせてから、前衛は忍者、侍、ロードに、後衛はビショップ3人にしよう。これで最強のパーティだ!スペルブラスターで一瞬にして全滅する。少なくともパーティに一人は、呪文を全く使えない者がいた方が安全だ。 上級職が戦士より強いとは限らない。なんとなく「侍は村正があるから最終的に攻撃力最強」とイメージしがちだが、実際に村正が出るかどうかはシナリオ次第なのだ。実は戦士のロングソード+5の方が村正より強く、しかも防具も戦士の方が圧倒的に強いため、侍は泣くしかなかったというシナリオだって過去に存在した……。とにかく、どんなパーティが最強なのかはシナリオごとに全部違う。 このように、従来のウィザードリィの特徴は、基本はそのまま受け継いでいながら、実際には全部覆されている。 だから「どうすればいいですか?」と聞かれて従来の知識で答えると、正しいはずなのに間違っているという事が起きる。 「狂王の試練場」の攻略法は、「ウィザードリィ」全ての攻略法では無かったのだ。 その問いへの答えは、全て「シナリオによって違う」としか言えない。 各シナリオへの傾向と対策 まず完璧な答えを得るためには、一度シナリオをクリアしたり、攻略サイトを見たりして、そのシナリオにどんなアイテムが出るのを把握しなければならない。 例えば、侍には村正があり、忍者は手裏剣があるが悪専用で、ロードは君主の聖衣を装備すれば悪魔系に2倍ダメージが出せて、戦士はカシナートの剣どまり…… そうした情報が無くては「どうしたらいいですか?」の答えなど出ない。 つまり、初見でのプレイは、どうしても一発で完全な最強パーティなどできない。 複数のパーティを運用するように、最強の武器防具を6人パーティでは使い切れないように多数用意しているシナリオもある。 8種類の職業で6人のパーティなのだから、それは「どの職業でも強くなるように作った」だけで6人パーティのぶんを超えてしまうのだ。 (そうしたシナリオであれば、どんな組み方をしてもきちんとクリアできるし、優秀な装備を楽しむ事ができるはずだ。最も理想的なゲームと言える) 多くのシナリオに通じる傾向と対策は以下のようになるだろうか。 レベルを上げることで打撃攻撃の命中率や、状態変化呪文の成功率が上がる以上、レベルを上げれば上げるほど強くなる。それはつまり、訓練場での転職をすればするほど不利にしかならないという事である。絶対に行わねばならない予定があるものでない限り、訓練場で転職はしない方がいい。ロードも忍者も転職せずに作れるのだ。 「そのシナリオが想定しているレベル帯はどのくらいなのか?」というのも重要なポイントになってくる。10~13レベル程度で終わる短編シナリオであれば転職や最初から上級職の旨みが活かし辛いし、クリアレベルが高くなってくれば基本職1→13レベルの累積経験値は上級職14以降の2レベル分にも満たないので上述の転職デメリットは相対的に薄くなる。更なる高レベルシナリオの場合、今度はレベル差の開きが無視できなくなり、戦士が45レベル(攻撃回数10カンスト)に到達する頃ロードや侍は33レベル前後しかないので僧侶→戦士といった基本職転職も視野に入る、といった具合。 シナリオを始めたらまず最初に商店の品揃えを見て、シナリオの傾向を把握する。二刀流はできるか。できるなら、戦士や盗賊でもできるか、侍や忍者だけではないか。侍が装備できる防具は戦士と同一か、それとも独立しているか。戦士と比べて極端に弱くは無いか。魔法使いやビショップが使う杖やローブに特殊効果が付いているか。知恵を上げたり、呪文のダメージを上げたり、「敵の呪文抵抗を半減」が無いか。そうした特徴付けをしているシナリオは、商店を見れば後の傾向が推測できるように作られている。 転職アイテムがあれば素晴らしいが、それは必ずあるとは限らない。しかし、無いと思っていたら出たという事も割とあるので悩ましい。特に訓練場で転職した後に見つけた時の嘆きたるや壮絶なものがある。 13レベル以降になって、そのまま何のテコ入れもされていないと一番困るのが僧侶。「前衛職に転職」「魔法使いかビショップに転職」「転職せずに進める」の三択だが、どれが正解かはクリア後にしか分からない。なのでシナリオ製作者の方は転職アイテムが出るのか出ないのか事前に説明が欲しいです。本当に、切実に。 パーティのうち何人かは男女を分けた方がいい。ダンジョンに「特定の性別限定で通れる扉」があるかも知れないからだ。また、女性だけが装備できる強力なアイテムが出るシナリオもあり、そういうシナリオなら全員女性という手もある。女性優遇のシナリオはあるが、女性が不遇なシナリオはほとんど見かけない。ごく稀に「女性はプレートメイルを装備できない」というシナリオがあるが、その場合女性のロードは聖なる鎧を装備できないという最悪の事態が有り得る。君主の聖衣であれば助かるが……。 歴代シリーズで人気のアイテムが出る可能性を当て込んで、それに備えておくという手もある。戦士:金剛の戦斧(ドワーフ限定)魔法使い:木霊の弓(エルフ限定)僧侶:大地のフレイル(ノーム限定)盗賊:アイシングダガー(ホビットホブ限定)、盗賊の短刀(忍者に転職可能)侍:村正ロード:君主の聖衣/聖なる鎧、オーディンソード、エクスカリバー、ベイキングブレード(人間限定)忍者:手裏剣、蝶のナイフと言ったものが挙げられる。例えば、「ドワーフは力と信仰心が高いのでロードに向いている」と転職させた後に、ドワーフ戦士専用(ロードは装備できない)の金剛の戦斧が出るかも知れないのだ。 仮に転職アイテムや職・種族限定アイテムが出ることが分かっていたとしても「それが攻略時期のいつ頃に出るのか」次第であるという点は注意が必要である。最終装備が有利でも、それがエクストラダンジョンのやりこみで集めるような想定であれば攻略途中の最適解とはほど遠かったということがままあるのだ。 具体例:旅人の財産 公式シナリオ「旅人の財産」を例に考えてみる。アイテムのリストはこちら。 最強の武器は侍の村正。しかし、二刀流の補助武器の国光はかなり威力は落ちる。 戦士は最初のうちは補助武器が無く、剣と盾で戦うスタイル。ただし最終的に「サイクロンブレード」「銀の刃」といった補助武器が現れ、その攻撃力は侍の国光を大きく上回る。最終的に二刀流の使い手として、侍は戦士に追い抜かれてしまう。 戦士の最強武器「フューリーブレード」の威力は村正に劣らず、しかも強敵が多い悪魔系に2倍ダメージがある。ロードはこの武器を装備できない。 ロードには聖なる鎧があるが、戦士の装備でも悪魔系・不死系・獣人系に2倍ダメージが出せる。これ酷くない? 以上により、侍とロードは捨てる。打撃職は全員戦士。フューリーブレードを装備するため種族は人間。途中で手に入る死の大鉈とサイクロンブレードを装備するため性格は中立か悪。 鎧は戦士・ロードの女性専用アイテム「シェルプレート」が麻痺と石化を防げて便利。戦士の性別は女性に。 盗賊はホビットホブ専用のアイシングダガーの二刀流が物凄く強い。前衛で堂々とやっていける威力を持つ。ホブ以外でも森の精の弓とカメレオンスーツ、忍者は死の大鉈とサイクロンブレードの二刀流でどちらも優秀。趣味で選んでいいし、盗賊の短刀が出るので転職も可能。 全職業に優秀な女性限定アイテム「フローラのリース」があるので、全員女性に。男性のための装備は無い。 魔法使い以外が装備できる小手「ホビットの小手ホブの小手」があるので、人間にする戦士以外は全員ホビットホブ。戦士はシェルプレートで石化を防げる。 魔法使いを僧侶に、僧侶を魔法使いに転職させるアイテム「拝火の書」が出るため、魔法使いや僧侶は無理に転職する必要は無い。いずれレベルをそのままで全ての呪文を習得できる。 ……と言った事がアイテムリストから分かってくる。 これにより、転職計画は「魔法使いや僧侶は、アイテム転職まで待つ」「盗賊から忍者へは、アイテム転職まで待つ。転職せずに最後まで戦い抜くことも可能」「前衛は侍やロードに転職する必要は無く、戦士で最後まで行ける」となる。 村正や聖なる鎧が出るからと言って、侍やロードが最強の前衛職になるとは限らない。 公式シナリオの最初に置かれたシナリオでありながら、「旅人の財産」は従来の攻略法が最適解では無い事を教えてくれているのだ。